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縫取織 ぬいとりおり

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世界大百科事典 第2版の解説

ぬいとりおり【縫取織】

紋織物の一つ。縫取(繡取)は元来刺繡(ししゆう)用語で,布帛の一部に別糸で文様を繡(ぬ)いあらわすことをいう。したがって〈縫取織〉は縫取ふうな織物をさし,その特色は文様をあらわす彩糸(いろいと)(絵緯(えぬき))が文様に必要な部分だけ往復して用いられ,他の錦などの絵緯のように織幅いっぱいの通し糸とならないことにある。この技法によると数色の絵緯を容易に使い分けることができ,しかも部分的に織り入れられるために,色数のわりには錦のように織物自体が厚く,あるいは重くなることがない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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