精選版 日本国語大辞典 「纏付」の意味・読み・例文・類語
まとい‐つ・く まとひ‥【纏付】
[1] 〘自カ五(四)〙 物の周囲にからまる。また、からむようにつきまとう。まつわりつく。まついつく。
※発心集(1216頃か)四「次第に悉くまとひつくを、驚てさくれば」
[2] 〘他カ下二〙 ⇒まといつける(纏付)
まつわり‐つ・く まつはり‥【纏付】
〘自カ五(四)〙 離れないようにくっつく。からむようにつきまとう。まとわりつく。
まとい‐つ・ける まとひ‥【纏付】
〘他カ下一〙 まとひつ・く 〘他カ下二〙 周囲にからませる。まつわりつかせる。
※諸国風俗問状答(19C前)阿波国風俗問状答「餠をちぎり丸く小き団子の様にして、其柳の枝端よりまとひ付け」
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