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美しい・愛し うつくしい

大辞林 第三版の解説

うつくしい【美しい・愛し】

( 形 ) [文] シク うつく・し
視覚的・聴覚的にきれいで心をうつ。きれいだ。 ⇔ 醜い 「 - ・い絵」 「 - ・い音色」 「容姿が-・い」
精神的に価値があって人の心をうつ。心に深い感動をよびおこす。清らかだ。 「 - ・い友情」 「心の-・い人」
(肉親に対して)しみじみとした深い愛情を感ずるありさま。いとしい。 「妻子めこ見ればめぐし-・し/万葉集 800
(特に小さなもの・幼いものなどについて)小さくて愛らしい。かわいらしい。 「 - ・しきもの、瓜にかきたるちごの顔/枕草子 151
細部まできれいに整っている。申し分がない。 「大学の君その日の文-・しう作り給ひて進士になり給ひぬ/源氏 乙女
(連用形を副詞的に用いて)
心や行動がさっぱりしているありさまを表す。きれいさっぱり。 「お前は岺さんに-・しく別れて/人情本・英対暖語」
穏やかに。静かに。 「 - ・しう頼まんしたらば/歌舞伎・助六」 〔
が原義。
は「愛し」とも書く。→きれい
[派生] -げ ( 形動 ) -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報