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美杉[村] みすぎ

世界大百科事典 第2版の解説

みすぎ【美杉[村]】

三重県中央西部,一志郡の村。人口8015(1995)。西は奈良県に接し,村域の9割近くが山林で,県境には俱留尊(くろそ)山,三峰(みうね)山など標高1000m以上の山がそびえる。伊勢湾に注ぐ雲出(くもず)川が中央を北流,北部で八手俣(はてまた)川が合流する。また西部を名張川が北流する。山間にありながら伊勢と大和を結ぶ要路にあたり,南北朝期には伊勢国司北畠氏の居城霧山城(多気(たけ)城)が築かれた。上多気・下多気一帯には城下が形成されていたと考えられ,北畠氏の居館は多気御所と呼ばれ,戦国時代末期に織田信長の侵攻により大河内(おかわち)城(現,松阪市)に移るまで,北畠氏の本拠であった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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