考合(読み)かんがえあわす

精選版 日本国語大辞典 「考合」の意味・読み・例文・類語

かんがえ‐あわ・す かんがへあはす【考合】

[1] 〘他サ五(四)〙 =かんがえあわせる(考合)
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下「夫れで考へ合はして見ると〈略〉夫(あ)の女が傍聴に来て居たのは」
[2] 〘他サ下二〙 ⇒かんがえあわせる(考合)

かんがえ‐あわ・せる かんがへあはせる【考合】

〘他サ下一〙 かんがへあは・す 〘他サ下二〙 他のものとひきくらべて考える。
※桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉二「いつも平河さんのおかみさんのことなぞを考へ合はせて、これでもまだ今のうち自分の方が仕合せのやうな気になったりして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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