世界大百科事典(旧版)内の聖オーラブの言及
【オーラブ[2世]】より
…再起をはかり陸路北ノルウェーにはいるが農民軍の抵抗にあい,スティクレスタの戦で敗死。死後盲人治癒など奇跡説がうまれ,その死は殉教とされ,北欧最初の聖人となった(後世,聖オーラブとよばれる)。聖オーラブOlav den helligeはノルウェー中世において,国法,教会法,王権,教会特権,私的団体など,あらゆる権威の正当性の根拠であるとともに,北欧全体の守護聖人である。…
※「聖オーラブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」