精選版 日本国語大辞典 「肌・膚」の意味・読み・例文・類語
はだ【肌・膚】
〘名〙
① 人などの皮膚。はだえ。また、からだ。
※万葉(8C後)一一・二三九九「赤らひく秦(はだ)も触れずて寝たれども心を異には我が思はなくに」
③ 木材などの表面に見られるきめ。
④ 「はだこそで(肌小袖)」「はだぎぬ(肌衣)」の略。
※仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)下「具足はだより、綿の目を虱とや云ふとて出しければ」
はだ‐え ‥へ【肌・膚】
〘名〙
※観智院本三宝絵(984)下「身きよくしてはたえうるはしきは」
② 刀剣の身の表面。
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