背く・叛く(読み)そむく

大辞林 第三版の解説

そむく【背く・叛く】

( 動五[四] )
〔「背向く」の意で が原義〕
人の意志にしたがわない。命令や意向に反する。 「師の教えに-・く」 「国王の仰ごとを-・かば、はや殺し給ひてよかし/竹取」
裏切る。反逆する。 「主君に-・く」
(世間・人などから)はなれる。すてる。 「世を-・く(=出家スル)」
決まりなどに違反する。反する。 「約束に-・く」 「法に-・く」 「掟ヲ-・ク/ヘボン」
予想される結果と反対になる。 「期待に-・く」 「横綱の名に-・かぬ取り口」
うしろを向く。背中を向ける。 「伯爵夫人は寝返りして、横に-・かむとしたりしが/外科室 鏡花」 「明カリニ-・イテ立ツ/ヘボン」 〔「背ける」に対する自動詞〕
[可能] そむける
( 動下二 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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