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胎児標本問題

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

胎児標本問題

療養所では長く、患者の隔離を政策の基本にしていた。原則として出産、子育ては許されなかった。結婚すると男性は断種手術を施され、妊娠した女性は中絶させられた。楽泉園では入園者の子どもの保育施設が隣接し、入園の時点で子どもがいたり、気づかれずに出産した場合などに、そこで育てられる例もあった。厚労省が設置した第三者機関ハンセン病問題に関する検証会議」は05年1月、中絶された胎児・新生児ホルマリン漬けにした標本が療養所など6施設に114体残されているという調査結果をまとめ、正常に生まれた後に殺されたこともあると指摘した。調査後も新たな標本が見つかり、数は増えている。

(2006-07-13 朝日新聞 朝刊 群馬県央 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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