能書筆を選ばず(読み)のうしょふでをえらばず

精選版 日本国語大辞典 「能書筆を選ばず」の意味・読み・例文・類語

のうしょ【能書】 筆(ふで)を選(えら)ばず

字を書くことがすぐれている人は、筆の良し悪しは問題にしない。自分が上手にできないのを用具のせいにすることを戒めたことば。弘法(こうぼう)筆を選ばず。〔随筆独寝(1724頃)〕 〔丹鉛総録〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ことわざを知る辞典 「能書筆を選ばず」の解説

能書筆を選ばず

書にすぐれている人は、筆のよし悪しは問題にしない。一般に下手な者が用具のせいにするのを戒めたことば。

[類句] 弘法筆を選ばず

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android