腓返・転筋(読み)こぶらがえり

精選版 日本国語大辞典 「腓返・転筋」の意味・読み・例文・類語

こぶら‐がえり ‥がへり【腓返・転筋】

雑談集(1305)一〇「転筋(テンキン)(〈注〉コブラカヘリ)の病には木瓜(ぼけ)あぶりてさすりなづれば愈ゆ」

こむら‐がえり ‥がへり【腓返・転筋】

〘名〙 激しい痛みを伴う局所性の痙攣(けいれん)。もっとも多くみられるのがふくらはぎ腓腹筋(ひふくきん)の痙攣で、一般にはこれをさす。痙直。からすなめり。こぶらえり。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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