腰帯(舞楽)(読み)ようたい

世界大百科事典(旧版)内の腰帯(舞楽)の言及

【舞楽装束】より

…(7)赤大口 袴の下に履く物で,表裏地とも紅平絹,四幅仕立てで帯紐に飾紐があり,襞(ひだ)はない。(8)腰帯(ようたい) 袍または裲襠の上に締める物で,石帯は黒漆塗牛革製で舞人装束と《採桑老》に用いられ,金帯は金銅製金具(巡方(じゆんぽう))を配したもので左方の装束に,銀帯は銀銅製金具を配したもので右方の装束に使用される。当帯は透し彫を施した金属板をちょうつがいでつないだ物,または金襴の一枚布の両端に飾り金具をつけた物等でいずれも装束によって左方,右方に区別され裲襠装束に使用される。…

※「腰帯(舞楽)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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