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膵島(すいとう)移植手術 すいとういしょくしゅじゅつ islet transplantation

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知恵蔵2015の解説

膵島(すいとう)移植手術

インスリン分泌不足からくるI型糖尿病の治療法。膵島とは膵臓(すいぞう)にあるインスリン分泌細胞で、ランゲルハンス島とも呼ばれ、直径0.3mm、成人では約100万個の細胞のかたまりだ。カナダなどでは、脳死提供者からの細胞を点滴で肝臓に注入する手法が確立し、インスリン離脱に成功している。日本では2004年4月、京都大学病院が心停止後の40代男性の膵島細胞約35万個を30代女性患者に初めて移植した。局所麻酔で、点滴時間は約20分。開腹手術をしないので、患者の身体的負担が少なく、重症患者にもできる。膵島は冷凍保存が可能で、何回でも挑戦できる。2例目の手術は同月、国立病院機構千葉東病院で行われた。

(田辺功 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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