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自ずから・自ら おのずから

大辞林 第三版の解説

おのずから【自ずから・自ら】

( 副 )
〔「己おのつ(助詞)柄から」で、他から力を加えることなく、それ自身の力で、が原義〕
物事の成り行きや自然の道理に従って自然にそうなるさま。
自然に。ひとりでに。 「弁解しなくとも-分かってもらえる時が来るだろう」 「読書百遍義-見あらわる」
もともと。 「それとこれとは-別問題だ」
(自然の赴く所として)数あるうちにはまれに。長い間にはたまに。 「されども-正直の人などかなからん/徒然 85
いつの間にか。知らず知らずのうちに。 「 -数年を経ぬ/今昔 6
たまたま。偶然に。 「 -はしつかた、局などにゐたらむ時もいへかし/枕草子 8
(仮定・推測の語とともに用いて)万一。ひょっとしたら。 「 -後まで忘れぬ御事ならば、召されてまたは参るとも、今日はいとまたまはらん/平家 1
きっと。たぶん。 「乗るべき車なくてえ参らずは、-聞こし召しつけて賜はせもしてむ/枕草子 278

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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