自余・爾余(読み)じよ

精選版 日本国語大辞典 「自余・爾余」の意味・読み・例文・類語

じ‐よ【自余・爾余】

〘名〙 それよりほか。それ以外。そのほか。
田氏家集(892頃)中・対竹自伴「静地閑居伴竹林自余人事不相侵
太平記(14C後)八「我と思はん武士共、よれや打物して、自余(ジヨ)の輩に見物せさせん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android