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臭汗症(腋臭症/わきが) しゅうかんしょうえきしゅうしょうわきがOsmidrosis

家庭医学館の解説

しゅうかんしょうえきしゅうしょうわきが【臭汗症(腋臭症/わきが) Osmidrosis】

[どんな病気か]
 汗(あせ)にいやなにおいがあるのを臭汗症といいます。腋窩(えきか)(わきの下)、外陰部、臍(へそ)の周囲、乳輪(にゅうりん)などにはアポクリン汗腺(かんせん)がたくさんありますが、思春期ごろから、そこからの発汗がさかんになります。たくさん汗をかいてそのままにしていると、皮膚表面の細菌が汗を分解して特有の臭気を発生することがあります。とくにわきの下が不快な臭気を放つ場合を腋臭症(えきしゅうしょう)(わきが)といいます。
 予防は、汗のたまりやすい局所を常に清潔にすることです。風通しのよい衣服を選び、汗がたまりやすい部分はときどき拭(ふ)き取るようにします。また、毎日の入浴時には石けんでよく洗うようにします。制汗剤の外用もある程度効果があります。なお、にんにくなど、においの強い香辛料(こうしんりょう)は避けましょう。
[治療]
 以上のことを守っても、家族や親しい人からにおいを注意される場合は、皮膚科医を受診して相談しましょう。腋毛(えきもう)の生えた部分を汗腺ごと切除する手術などの方法があります。毛を1本1本電気分解し、アポクリン腺を破壊する方法もありますが、熟練を要し、医療保険が使えません。

出典|小学館家庭医学館について | 情報