舶(漢字)

普及版 字通 「舶(漢字)」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 11画

[字音] ハク
[字訓] ふね

[字形] 形声
声符は白(はく)。〔広韻〕に「中の大なり」とあり、海上交通に用いる大船をいう。唐・宋以後にみえ、貿易に用いた。舶来品舶物という。

[訓義]
1. ふね。
2. おおきなふね、あきないぶね。
3. 貢の船。

[古辞書の訓]
和名抄〕舶 楊氏語抄に云ふ、豆能布(つぐのふね) 〔名義抄〕舶 ツグノフネ・ツム・オホブネ

[熟語]
舶貨舶估舶賈舶交舶載舶主・舶商・舶上・舶人舶船・舶・舶物舶来
[下接語]
海舶・帰舶・巨舶・賈舶・市舶・商舶・船舶・大舶・汎舶・蛮舶・舶・浮舶・来舶・浪舶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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