艫櫓・艫艪(読み)ともろ

精選版 日本国語大辞典 「艫櫓・艫艪」の意味・読み・例文・類語

とも‐ろ【艫櫓・艫艪】

〘名〙 四挺以上の櫓を使用する船で、もっとも船尾に近い櫓。通常ほかの櫓より長いのが特徴。また、その漕ぎ手
※教長集(1178‐80頃)「ふなをさよともろなおしそなみたてでやどれる月を閑にもみむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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