コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

良い・善い・好い えい

大辞林 第三版の解説

えい【良い・善い・好い】

( 形 ) [文] ク え・し
〔近世江戸語〕
よい。 「行かずとも-・い/洒落本・遊子方言」 → えし

よい【良い・善い・好い】

( 形 ) [文] ク よ・し
〔望ましい状態を広くいう語。終止形・連体形としては、口頭語では「いい」、文章語では「よい」を用いることが多い〕
品質的に上等である。 「 - ・い酒」 「 - ・い時計」
美的にすぐれている。美しい。 「景色が-・い」 「器量が-・い」
能力的にすぐれている。優秀だ。 「腕が-・い」
身分・家柄が高い。経済的に恵まれている。 「 - ・い家に生まれる」 「 - ・い暮らし」
倫理・道徳にかなっている。正当だ。 「 - ・いと信じてやる」 「 - ・いおこない」
規範・標準に合っている。適格である。 「バットの持ち方が-・い」 「姿勢が-・い」
人柄が好ましい。善良だ。 「あの人は-・い人だ」
親密だ。むつまじい。 「仲が-・い」
目的にかなっている。ふさわしい。好都合だ。 「 - ・い時に来てくれた」 「けがにはこの薬が-・い」
めでたい。吉である。 「今日の-・き日」 「門出-・しとて勇みけり/盛衰記 36
利益になる。得だ。 「 - ・い話がある」 「 - ・い商売だ」
快い。快適だ。 「 - ・い湯だ」 「ああ-・い気持ちだ」
十分だ。整っている。 「もう-・いかい」 「覚悟は-・いか」
(「…して(も)よい」「…と(も)よい」などの形で)さしつかえない。かまわない。 「外出しても-・いですか」 「それで-・い」 「飲みての後は散りぬとも-・し/万葉集 821
動詞の連用形に付いて、…しやすい、たやすく…することができる、などの意を表す。 「書き-・い万年筆」 「この家は住み-・い間取りになっている」 〔 ⇔悪い〕 → よく(良)
[派生] -が・る ( 動五[四] ) -さ ( 名 )

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

良い・善い・好いの関連キーワード洒落本

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android