色素型BD-R(読み)しきそがたBDR/しきそがたびーでぃーあーる

知恵蔵 「色素型BD-R」の解説

色素型BD-R

これまで次世代DVDの記録型ディスク、BD-R(追記型ブルーレイディスク)の素材は、金属皮膜の無機型であったが、2007年春に、DVD-Rで使用されていた有機の色素型構造が、正式な規格として認められ、08年春から発売される。色素型は生産性が高いことが大きなメリットである。無機型BD-Rの最低価格品は06年に約1500円であったが、07年末には約700円まで下がった。有機型の登場で、さらなる価格低下が期待される。

(麻倉怜士 デジタル・メディア評論家 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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