芦別市(読み)アシベツシ

デジタル大辞泉 「芦別市」の意味・読み・例文・類語

あしべつ‐し【芦別市】

芦別

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「芦別市」の意味・わかりやすい解説

芦別〔市〕
あしべつ

北海道中央部,夕張山地北部にある市。空知川と芦別川の合流点付近に位置する。 1953年市制。地名はアイヌ語のアシュベツ (底深い川の意) に由来。 1893年入植開始,1914年根室本線開通,15年石炭採掘が始り,一時は石狩炭田の一中心であった。石炭産業の斜陽化に伴い,林産業や観光資源の開発を進めている。農村部では米作を中心に,野菜,メロンの栽培が行われる。芦別岳一帯や空知川流域は富良野芦別道立自然公園に属し,野花南 (のかなん) 湖,パンケ山展望台,芦別温泉などの観光地がある。国道 38号線と 452号線が交差,JR根室本線が通る。面積 865.04km2。人口 1万2555(2020)。

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