花柳寿美(初代)(読み)はなやぎ すみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花柳寿美(初代)」の解説

花柳寿美(初代) はなやぎ-すみ

1898-1947 大正-昭和時代の日本舞踊家。
明治31年2月11日生まれ。東京新橋の芸者で,2代花柳寿輔門下。大正14年花柳寿美を名のる。15年曙(あけぼの)会をおこし新舞踊運動展開。新感覚の衣装と華麗な舞台で知られた。代表作に「火炎のお七」「吉田御殿」など。以後3代までかぞえる。昭和22年2月8日死去。50歳。岐阜県出身。本名大橋勇(いさみ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android