花柳 瞠宗(読み)ハナヤギ ドウシュウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「花柳 瞠宗」の解説

花柳 瞠宗
ハナヤギ ドウシュウ


職業
日本舞踊家

肩書
寛扇会主宰

本名
浜口 延男

別名
前名=花柳 芳寛輔

出生地
京都府 京都市西陣

学歴
立命館中中退

経歴
西陣の糸問屋に生まれる。芸事好きの父の勧めで6歳から日本舞踊家・花柳芳瞠の芳門会に入門。のち請われて中学を中退し内弟子に。16歳で名取になり花柳芳寛輔を名乗る。10年後から京都や大阪の教室で代稽古も務めた。師亡き後瞠宗を襲名。京都で寛扇会を開設。古典に自ら振付けした創作舞踊に定評があり、谷崎潤一郎の「春琴抄」などを主題にした社会性のある創作舞踊やヒット歌謡曲で昭和史を綴った舞踊劇なども行う。平成4年師籍40周年記念舞踊会を開催。

没年月日
平成8年 1月12日 (1996年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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