芳村孝次郎(2代)(読み)よしむら こうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芳村孝次郎(2代)」の解説

芳村孝次郎(2代) よしむら-こうじろう

?-1870 江戸時代後期の長唄唄方。
一説に文化10年(1813)生まれ。2代富士田千蔵の門弟で,富士田千吉と名のり,弘化(こうか)元年江戸中村座に初出座し,翌年2代富士田吉太郎と改名。のち初代芳村孝次郎の養子となり,嘉永(かえい)3年2代孝次郎を襲名して立唄となる。目がおおきく,目玉孝次とよばれた。明治3年2月27日死去。本姓桑野

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android