デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「芳沢あやめ(5代)」の解説 芳沢あやめ(5代) よしざわ-あやめ 1755-1810 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。宝暦5年生まれ。3代芳沢あやめの子。明和3年大坂で色子(いろこ)として初舞台をふみ,のち若女方。安永年間,京坂で座本をつとめ,女方の大立者(おおだてもの)となる。文化4年5代あやめを襲名。傾城(けいせい)役を得意とした。文化7年8月26日死去。56歳。前名は芳沢いろは(初代)。俳名は香蒲,巴紅,一鳳。屋号は橘屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例