草草不一(読み)ソウソウフイツ

デジタル大辞泉 「草草不一」の意味・読み・例文・類語

そうそう‐ふいつ〔サウサウ‐〕【草草不一】

手紙末尾に添えて、走り書きで十分思いを尽くしていないという意を表す語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「草草不一」の意味・読み・例文・類語

そうそう‐ふいつ サウサウ‥【草草不一・匆匆ソウソウ不一】

〘名〙 手紙の末尾に添えて、走り書きで十分思いを尽くしていないという意を表わす語。
※山内尚助宛大田南畝書簡‐享和元年(1801)六月七日「二千年来の化には感じ入候。匆々不一 六月七日 大田覃」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android