草野 天平(読み)クサノ テンペイ

20世紀日本人名事典 「草野 天平」の解説

草野 天平
クサノ テンペイ

昭和期の詩人



生年
明治43(1910)年2月28日

没年
昭和27(1952)年4月25日

出生地
東京市小石川区

学歴〔年〕
平安中学〔大正12年〕中退

主な受賞名〔年〕
高村光太郎賞(第2回)〔昭和34年〕「定本草野天平詩集」

経歴
中学中退後、書店、映画館、喫茶店などに勤務し、昭和8年喫茶店羅甸区を始め、その後も出版関係の仕事などをする。16年頃から詩作を始め、22年「ひとつの道」を刊行。25年比叡山に赴き、僧庵松禅院に入居を許される。没後の33年「定本草野天平詩集」が刊行され、34年高村光太郎賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android