日本大百科全書(ニッポニカ) 「荒川(新潟県、旧町名)」の意味・わかりやすい解説
荒川(新潟県、旧町名)
あらかわ
新潟県北部、岩船郡(いわふねぐん)にあった旧町名(荒川町(まち))。現在は村上市(むらかみし)の南部を占める一地域。1954年(昭和29)保内(ほない)、金屋(かなや)の両村が合併して町制施行。2008年(平成20)村上市に合併。国道7号と山形県小国(おぐに)盆地に通ずる国道113号(旧、小国街道)の分岐点。また坂町駅はJR羽越本線から分かれる米坂線(よねさかせん)の起点駅で、機関庫があり、乗換駅としてにぎわう。旧町域の北端を荒川が流れ、荒川用水堰(ぜき)の取入れ口で、河川は砂利、生コン材料の産地。付近は荒川米、チューリップの産地でもある。
[山崎久雄]
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