コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

荻江露友(初代) おぎえ ろゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

荻江露友(初代) おぎえ-ろゆう

?-1787 江戸時代中期の荻江節唄方。
荻江節の祖。初代松島庄五郎の門弟で,明和3年から長唄立唄(たてうた)として江戸市村座にでて名をはせた。のち劇場出演をやめ,吉原の遊廓でお座敷風の長唄をはじめて流行させた。のち荻江節として後世にうけつがれた。隠居して長谷川泰琳と号した。天明7年7月5日死去。姓は千葉。通称は新七。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

荻江露友(初代)

没年:天明7.7.5(1787.8.17)
生年:生年不詳
江戸中期,荻江節の開祖。本姓は千葉。長唄唄方の初代松島庄五郎の門人という。明和3(1766)年から5年に江戸市村座で長唄立唄として活躍し,初代富士田吉次と並び称された。その後劇場出演をやめ,吉原の廓内でお座敷風の長唄・荻江節を創始し,流行させる。安永年間(1772~81)に門弟の有田栄橘に2代目露友を譲り,長谷川泰琳と名乗った。劇場出演をやめた理由については,声が劇場向きでなかったためといわれるが,もともと長唄が本業ではなく旦那芸であったのが,何かの機会に劇場に出演するに至ったという岡野知十の説もある。

(吉野雪子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

荻江露友(初代)の関連キーワード荻江 露友(4代目)鈴木万里(初代)鈴木萬里(1世)錦屋惣次(初代)荻江露友(3代)山彦 八重子10月10日金谷丹前前田青邨荻江ひさ荻江露友道成寺物深川八景丹前物短夜

今日のキーワード

奨学金破産

学生が国の奨学金制度を利用したものの、返済の目途が立たずに自己破産すること。国内の自己破産の総件数は2003年をピークに減少傾向にあるが、このうち奨学金関連の破産は3000人前後の状況が続いており、1...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android