精選版 日本国語大辞典 「菅原清公」の意味・読み・例文・類語
すがわら‐の‐きよただ【菅原清公】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
(村井康彦)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
平安初期の漢詩人。「きよきみ」とも読む。古人(ふるひと)の四男。年少にして経史に通じ、20歳で文章生(もんじょうしょう)試に合格し、対策に及第して大学少允(しょうじょう)となり、804年(延暦23)入唐(にっとう)して翌年帰朝、従(じゅ)五位下大学助となる。その後、文章博士(もんじょうはかせ)、式部大輔(しきぶのたいふ)、弾正大弼(だんじょうのだいひつ)、左京大夫(さきょうのだいぶ)などを歴任し従三位(じゅさんみ)に至り、病いのため牛車で参内することを許された。嵯峨(さが)天皇のとき朝廷の諸式を唐制に擬する議に関与し、また『令義解(りょうのぎげ)』『凌雲集(りょううんしゅう)』『文華秀麗集(ぶんかしゅうれいしゅう)』の編集に参与した。家集は散逸し、勅撰(ちょくせん)集に十数首の詩を残している。
[大曽根章介]
…書名は〈雲を凌(しの)ぐ〉ほど優れた詩集の意。小野岑守(みねもり)が嵯峨天皇の勅命を奉じ菅原清公(きよきみ)らと慎重に協議して編集したことが序文にみえる。作者23名,詩数90首,現存本にはさらに1名1首が加わる。…
…編纂者は右大臣清原夏野(きよはらのなつの)ほか11人。そのなかには興原敏久(おきはらのみにく),讃岐永直(さぬきのながなお)などの明法家(律令学者)のほかに,菅原清公(すがわらのきよとも),小野篁(おののたかむら)などの著名な文筆家が加わっている。その令文解釈は,それまで行われていた多くの明法家の解釈の中道をとり,おおむね妥当だが,まま机上の空論にすぎないと思われるもの,当時の慣行に基づく解釈で令の本来の意味とは異なるものなどがみられる。…
※「菅原清公」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新