20世紀日本人名事典 「萩原 尊礼」の解説
萩原 尊礼
ハギワラ タカヒロ
昭和・平成期の地震学者 地震予知総合研究振興会名誉会長;東京大学名誉教授。
- 生年
- 明治41(1908)年5月11日
- 没年
- 平成11(1999)年11月14日
- 出生地
- 東京
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学理学部地震学科〔昭和7年〕卒
- 学位〔年〕
- 理学博士(東京大学)〔昭和17年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 紫綬褒章〔昭和44年〕,勲二等旭日重光章〔昭和53年〕,交通文化賞(第28回)〔昭和55年〕
- 経歴
- 昭和8年東京帝大地震研究所助手、16年助教授・地震研究所員、19年教授。17年機械試験所技師、23年運輸技官(中央気象台)兼任。28〜30年ユネスコ派遣専門家としてイスタンブール工科大学勤務。40〜42年地震研究所長。44年定年退官、名誉教授。44〜56年地震予知連絡会会長、56年〜平成11年地震予知総合研究振興会会長もつとめた。“地震予知研究の生みの親”として知られた。著書に「地震学百年」「地震への挑戦」「古地震」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報