精選版 日本国語大辞典 「落雁・落鴈」の意味・読み・例文・類語
らく‐がん【落雁・落鴈】
〘名〙
① 池や沼などにおりたつ雁。《季・秋》
※光悦本謡曲・善知鳥(1465頃)「平砂に子をうみて落雁の、はかなや親はかくすとすれど」 〔江総‐贈賀左丞蕭舎人詩〕
※俳諧・続山の井(1667)春下「落雁をみせぬかすみや菓子袋〈直久〉」
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