葛藤・防己(読み)つづらふじ

精選版 日本国語大辞典「葛藤・防己」の解説

つづら‐ふじ ‥ふぢ【葛藤・防己】

〘名〙
① ツヅラフジ科のつる性落葉木。本州の関東以西、四国、九州や中国の山地に生える。茎は他物にからんで伸びる。葉は長柄をもち円形・広卵形または多角形で掌状に浅裂するものもある。雌雄異株。夏、葉腋から花軸が出て、ごく小さな淡黄色の六弁花が円錐状に群がってつく。果実は球形で黒い。つるで籠などを編む。根は漢防己(かんぼうき)といい、利尿・リウマチの薬として煎服(せんぷく)する。漢名、防己。あおかずら。あおつづら。おおつづらふじ。つたのはかずら。《季・夏》
※俳諧・犬子集(1633)三「夏山の道やふたするつづら藤〈正直〉」
② 植物「かみえび」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
③ 植物「つるふじばかま(蔓藤袴)」の異名。〔物品識名(1809)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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