葫蘆・胡蘆(読み)ころ

精選版 日本国語大辞典 「葫蘆・胡蘆」の意味・読み・例文・類語

こ‐ろ【葫蘆・胡蘆】

〘名〙
※新撰朗詠(12C前)下「傾け得たり葫蘆の三数酌。高く哥ひては信ぜず、公卿有ることを〈慶滋保胤〉」 〔杜荀鶴‐戯贈漁家詩〕
僧衣一種。肩から腰までを覆うもので、後に綴り合わせて直綴(じきとつ)となる上の部分。褊衫(へんさん)
※玉塵抄(1563)一二「律家には肩から腰までををうをころと云ぞ。腰から足までををうを裳(も)と云ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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