蔡 元培(読み)さいげんばい

旺文社世界史事典 三訂版 「蔡 元培」の解説

蔡 元培
さいげんばい

1868〜1940
中国の思想家・教育者
浙江 (せつこう) 省の生まれ。初め清に仕えたが,戊戌 (ぼじゆつ) の政変後辞職,1904年に光復会を組織し,翌年には中国同盟会に加入した。1907年からドイツに留学して哲学を学び,12年中華民国臨時政府の教育総長,16年北京大学校長となる。五・四運動では研究の自由と学生の自治のために闘い,また蔣介石独裁にも反対した。著書『中国倫理学史』『哲学綱要』。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

367日誕生日大事典 「蔡 元培」の解説

蔡 元培 (さい げんばい)

生年月日:1868年1月11日
中国の倫理学者,教育家
1940年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android