蕗台・富貴台(読み)ふきのだい

精選版 日本国語大辞典 「蕗台・富貴台」の意味・読み・例文・類語

ふき‐の‐だい【蕗台・富貴台】

〘名〙 婚礼で、三三九度の杯の時に用いる嫁の肴台(さかなだい)三方の上に、作り物の蕗を立て、その下に昆布・鯣(するめ)などを盛る。
歌舞伎阿国御前化粧鏡(1809)三立「宗丹、蕗の台を持ち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android