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薄型テレビの新しい潮流 うすがたてれびのあたらしいちょうりゅう

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知恵蔵2015の解説

薄型テレビの新しい潮流

薄型テレビは、現代屈指の大成長市場だ。トレンドは3点。1点目は急速な低価格化。今や店頭価格では、1インチ当たり5000円も珍しくない。その理由は、(1)競争激化。パネルメーカーは大幅増産に走り、テレビメーカーは量的供給を背景に、価格競争に打って出ている。(2)大手流通業者の力が増している。大量仕入れ・販売でメーカーを圧倒する力を有し、価格設定の主導権を握った。(3)ものづくりの水平分業化。パネルやLSI(大規模集積回路)は世界中のメーカーから調達可能で、ブラウン管テレビ時代に比べ参入障壁は低い。設備を持たないベンチャー企業でも参入でき、ネット直販などで大胆な価格で売っている。 2点目は大画面化。液晶の売れ筋は32インチ型から37型へ移行し、プラズマは従来の42型から50型に主力が移りつつある。理由の1つはデジタルハイビジョンの普及だ。地上デジタル放送が当初の予想より早めに普及し、番組内容もハイビジョン比率が増えている。映画、スポーツ、音楽番組などワイドな大画面にふさわしいコンテンツが積極的に制作されている。大画面が得意なプラズマに対抗するために液晶での大画面化が加速し、ソニーは70型を商品化した。 3点目はフルハイビジョン(フルHD)化。1920×1080の画素数を持つテレビがトレンドだ。これまでは、1280×768画素のワイドXGAパネルのものが多かったが、近年フルHD解像度を持つ製品が多く登場。最小サイズでは液晶が37型、プラズマが42型。フルHD化が進むと、色再現やコントラスト再現なども、画質的な課題に上ってくる。

(麻倉怜士 デジタル・メディア評論家 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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