精選版 日本国語大辞典「薬採・薬取」の解説 くすり‐とり【薬採・薬取】 〘名〙① 薬物・薬草を採集すること。また、その人。※書紀(720)欽明一五年二月(北野本南北朝期訓)「医(くすし)の博士奈率王有陀、採薬師(クスリトリ)施徳潘量豊、固徳丁有陀」② 医師のところへ薬をもらいに行くこと。また、その人。※言経卿記‐天正一九年(1591)五月八日「三郎右衛門尉むすめ猶薬取に来了」※雑俳・柳多留‐初(1765)「寝て居るは第一番の薬取」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報