藤井 斉(読み)フジイ ヒトシ

20世紀日本人名事典 「藤井 斉」の解説

藤井 斉
フジイ ヒトシ

大正・昭和期の海軍大尉 国家改造運動・王師会の指導者。



生年
明治37(1904)年8月3日

没年
昭和7(1932)年2月5日

出生地
佐賀県

学歴〔年〕
海兵(第53期)〔大正14年〕卒

経歴
8歳の時、祖父の死で山口半六に預けられ、大アジア主義思想の影響を受ける。昭和3年中尉、第13駆逐隊付を経て翌年飛行学生となる。海軍革新派の先駆者で、海兵時代から国家革新運動を行い、昭和3年海軍最初の行動組織・王師会を結成、後の血盟団事件、5.15事件に大きな影響を与えた。5年大村航空隊付となり、7年上海事変に従軍。鳳翔から出動墜落炎上して戦死した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「藤井 斉」の解説

藤井 斉 (ふじい ひとし)

生年月日:1904年8月3日
大正時代;昭和時代海軍軍人。少佐
1932年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android