藤原公保(読み)ふじわらの きんやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原公保」の解説

藤原公保 ふじわらの-きんやす

1132-1176 平安時代後期の公卿(くぎょう)。
長承元年生まれ。徳大寺実能(さねよし)の3男。徳大寺公能(きんよし)の弟。右衛門督(かみ),権(ごんの)中納言,検非違使(けびいし)別当などを歴任仁安(にんあん)2年権大納言となる。正二位。安元2年9月25/27日死去。45歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「藤原公保」の解説

藤原公保

没年:安元2.9.25(1176.10.29)
生年:長承1(1132)
平安後期の貴族。左大臣藤原実能と権中納言藤原通季の娘の子。永暦1(1160)年参議,永万1(1165)年権中納言,仁安2(1167)年権大納言となる。安元2(1176)年出家後ほどなく死去。死亡の日は27日ともいわれる。

(上杉和彦)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android