藤原兼房(2)(読み)ふじわらの かねふさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原兼房(2)」の解説

藤原兼房(2) ふじわらの-かねふさ

1153-1217 平安後期-鎌倉時代公卿(くぎょう)。
仁平(にんびょう)3年生まれ。藤原忠通(ただみち)の子。母は藤原仲光の娘加賀。永万2年(1166)従三位。内大臣をへて太政大臣となり,従一位にいたる。正治(しょうじ)元年(1199)出家した。兄九条兼実に「才なく,功績もなし」と評されている。建保(けんぽ)5年2月8日死去。65歳。法名は定真。号は禅林寺,高野

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android