新撰 芸能人物事典 明治~平成 「藤間 勘十郎(5代目)」の解説
藤間 勘十郎(5代目)
フジマ カンジュウロウ
- 職業
- 日本舞踊家
- 肩書
- 藤間流宗家(5代目)
- 本名
- 藤間 たつ
- 旧名・旧姓
- 田中
- 別名
- 前名=藤間 かね(2代目),藤間 よし,藤間 勘祖
- 出生地
- 東京 牛込岩戸町(東京都 新宿区)
- 経歴
- 徳川の家臣の子女として生まれ、6歳から踊りを習う。坂東三津江の薫陶をうけ、4代目中村芝翫の斡旋で明治25年4代宗家かねの養女となる。その没後2代かねを襲名して5代目宗家を相続、のちに藤間よしと改め、さらに32年5代藤間勘十郎の名を継いだ。この間、一時、勘祖を名乗った。踊りの名手で6代目尾上菊五郎を少年時代から指導し、6代目の新作の振付けをした。大正15年引退。
- 没年月日
- 昭和10年 3月10日 (1935年)
- 家族
- 養母=藤間 勘十郎(4代目),養子=藤間 勘祖(2代目)(=6代目勘十郎)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報