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虚鈴(虚霊) きょれい

世界大百科事典 第2版の解説

きょれい【虚鈴(虚霊)】

尺八楽古典本曲の一系列。琴古流《真(しんの)虚霊》,西園流・明暗対山流《虚鈴》,明暗真法流《真(しん)虚鈴》《行(ぎよう)虚鈴》《草(そう)虚鈴》など,流派により曲名と内容の異なるさまざまな曲がある。普化(ふけ)尺八起源伝説によれば,中国唐代の奇僧普化禅師は鐸(たく)(大型の鈴)を振り鳴らしつつ辻説法をするのを常とし,その音を慕った者が竹管で鐸音を模して吹奏し,その曲を《虚鐸》と名づけたのが,これらの一連の曲の起源といわれるが,史実としては不明というほかはない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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