蛯原 八郎(読み)エビハラ ハチロウ

20世紀日本人名事典 「蛯原 八郎」の解説

蛯原 八郎
エビハラ ハチロウ

昭和期の新聞・雑誌研究家



生年
明治40(1907)年1月13日

没年
昭和21(1946)年5月30日

出生地
茨城県北相馬郡井野村

学歴〔年〕
麴町上六尋常小学校卒

経歴
小学校卒業後丸善に入り、そのかたわら丸善商業夜学会で学ぶ。大正12年丸善を退社し、13年宮武外骨の助手となって、昭和2年から11年まで東京帝国大学法学部明治新聞雑誌文庫に勤務し、「明治文化」の編集もした。その間「日本欧字新聞雑誌史」「明治文学雑記」「海外邦字新聞雑誌史」を刊行。退職後は時事新聞特派員として欧米諸国に出張、のちに満州に渡り、同地で没した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android