精選版 日本国語大辞典 「蝦蟇・蟇」の意味・読み・例文・類語
がま【蝦蟇・蟇】
〘名〙
① (古くは「かま」) ヒキガエルの俗称。刺激を加えると乳白色の液を分泌し、これを原料としてがまの油を製する。また、中国の蝦蟇仙人や日本の自来也(じらいや)などの話に登場し、毒気を吐き、霧や雨を呼ぶものは、ヒキガエルの妖怪とされる。がまがえる。《季・夏》
② 「がまぐち(蝦蟇口)①」の略。
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