蝶形弁(読み)ちょうがたべん(英語表記)butterfly(flap) valve

精選版 日本国語大辞典 「蝶形弁」の意味・読み・例文・類語

ちょうがた‐べん テフがた‥【蝶形弁】

〘名〙 流体を通す管内に設けて、流体の通る量を調節する弁。管の方向直角に設けた軸に円板を取りつけて回転させ、円板の傾きによって管路の開きを変える。バタフライ弁

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「蝶形弁」の意味・読み・例文・類語

ちょうがた‐べん〔テフがた‐〕【×蝶形弁】

管路内に設けられた円板状の弁。回転することによって管路の流量を調節し、圧力を下げるのに用いる。絞り弁バタフライバルブ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蝶形弁」の意味・わかりやすい解説

蝶形弁
ちょうがたべん
butterfly(flap) valve

バタフライ弁ともいう。管路内で流体の流量や圧力を調節する弁。流れに直角の軸に中央部を止めた円板が,軸のまわりを回転して,通路面積を絞って,通過する流体量を加減するようになっている。低圧の水,空気蒸気ガスなどの流量,圧力の調節に利用され,重量が軽く,構造が簡単なため広く使用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「蝶形弁」の意味・わかりやすい解説

蝶形弁【ちょうがたべん】

バタフライ弁

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android