衆院小選挙区定数の「0増6減」

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

衆院小選挙区定数の「0増6減」

選挙区の有権者数が異なるために生じる一票の投票価値の違い(一票の格差)について、最高裁判決は「違憲状態」と指摘。これを受け、2016年5月、衆院の定数について、小選挙区を6、比例区を4減らす改正法が成立した。今回の衆院選で、小選挙区は青森、岩手、三重、奈良、熊本、鹿児島の6県で各1減。比例区は東北、北関東、近畿、九州の4ブロックで各1減る。総定数は475から465になり、戦後最少となる。 小選挙区の「0増6減」決定を受け、政府の審議会は今年4月、新しい区割り案を安倍晋三首相に勧告。6月には区割りを見直す改正公職選挙法が成立した。 20年の国勢調査以降は、都道府県の人口比をもとに定数を配分する「アダムズ方式」を導入する。以降、国勢調査の結果に基づき、格差が2倍未満になるよう調整が繰り返される。

(2017-10-11 朝日新聞 朝刊 本特C)

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