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裁判員裁判と死刑

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

裁判員裁判と死刑

裁判員が加わるのは刑事裁判の一審で、殺人や強盗致死傷などの重罪事件が対象。裁判官3人と裁判員6人が有罪か無罪かを議論し、有罪なら次に量刑を決める。全員が一致しなければ、多数決。裁判官1人以上を含む5人以上が賛成した刑に決める。裁判員は評議の経過や多数決の結果などは守秘義務が課せられているが、感想は語っても構わない。 市民が死刑の判断にかかわることについては、制度導入前から危惧する声があった。最高裁は裁判員の精神的負担を考え、カウンセリングなどを紹介する窓口を設けている。世界的にみると死刑の判断に市民がかかわるのは珍しい。欧州などでは死刑が廃止されている。死刑を廃止する州が増えている米国では、陪審員は原則として量刑は決めないが、死刑の場合は全員一致して「死刑相当」と事実認定しなければ判決は出せない。

(2016-04-22 朝日新聞 朝刊 2社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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