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裃∥上下 かみしも

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世界大百科事典 第2版の解説

かみしも【裃∥上下】

もとは上に着る衣と下にはく袴,つまり上下2部で1具をなす衣服をいい,ふつう〈何色の上下〉などというように,衣と袴が共布(ともぎれ)でできている場合をこのように称した(イラスト)。したがって,ただ〈上下〉といった場合は直垂(ひたたれ)でも素襖(すおう),大紋でもいいわけであるが,近世になって肩衣(かたぎぬ)と袴が武士の間で公服として一般に行われるようになると,これが共布でできているものをとくに〈裃〉といった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の裃∥上下の言及

【肩】より

…肩甲骨と上腕骨との連結部,すなわち肩関節shoulder jointとその付近が解剖学で肩という部分であるが,俗には〈くび〉の横から肩関節のあたりまで,前方は鎖骨,後方は肩甲骨の上半あたりまで,広い範囲にわたって肩と考えることが多い。人体では,この部がほぼ直角に外方に向かって突き出しているが,肩関節そのものがまるいうえに,その表面を〈三角筋〉がおおっているから,ふくよかなまるみを帯びている。肩関節は肩甲骨と上腕骨との間にある典型的な球関節である。…

【袴】より

…洋装のズボンやスカートのように,和装の下半身にはき,腰から脚をおおう衣服。前後両部からなり,下部は左右に分かれて筒状に縫い合わされ,ここに両足を通し,上部につけられたひもを結んで着装する。山袴のように布幅の少ないものはズボン状をなすが,襠高(まちだか)袴のように布幅の多いものはきわめて緩やかで,行灯(あんどん)袴のようにスカート状のものもある。〈婆加摩(はかま)〉の語は早く《日本書紀》に見え,また袴,褌の文字もすでに《古事記》《日本書紀》に用いられている。…

【服装】より

…服飾品を着装することによって形成される〈みなり〉または〈よそおい〉のすべてをいう。一般に被り物衣服履物など一連の服飾品を組み合わせて着装することによって形成される。また服装の整備した社会には,逆に服飾品を身体から部分的ないし全部解脱する,はだし,素足,片肌脱ぎ,大肌脱ぎ,裸,直面(ひたおもて),無帽など,特殊な非服装的習俗も行われる。服装は礼装などのように,法令で規定されたものは比較的固定的であるが,現実の服装構成はきわめて複雑でとらえにくい。…

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