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褐レン石(褐簾石) かつれんせきallanite

世界大百科事典 第2版の解説

かつれんせき【褐レン石(褐簾石) allanite】

化学組成は(Ca,R)2(Al,Fe,Ti)3Si3O12(OH)。ここでR=Ce,Mn,La,Y,Th。希土類元素とトリウムThを含むのが特徴。単斜晶系で,緑レン石族に属する造岩鉱物の一つ。黒色ないし黒褐色のb軸方向に伸びた柱状または板状結晶。モース硬度5~6.5,比重3.4~4.2,へき開は不明確である。褐レン石は副成分鉱物として広く花コウ岩類に,また片麻岩結晶片岩に含まれていることがある。まれに石灰岩スカルンやペグマタイト中に多量に産する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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